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院長 仲道

危険な腰痛


以前一緒に働いていた方が亡くなったと風の噂が届きました。

ずっと背中が痛いと言っていたらしいのですが、病院に行ったところ末期がんがあちこちに転移しており手の施しようがなかったんだそうです。

という事で、今日は危険な腰痛についてお話をします。



わが国の腰痛ガイドラインでは、

腰痛以外に以下のような症状にあてはまる場合を

危険な腰痛(レッドフラッグ)と規定しています。

・発症年齢が20歳未満、または50歳以上の腰痛

・時間や活動性に関係のない腰痛(安静にしていても痛む)

・胸部に痛みがある

・がん、ステロイド治療、HIVの感染の既往がある

・栄養不良

・体重の減少

・広範囲に及ぶ神経症状

・背骨の変形がある

・発熱

このような場合、怖い病気が隠れている可能性があります。


いちいち覚えていられないという方は

「安静にしていても背中や腰が痛い」

これだけでも覚えていておいて下さい。

そしてそのような時はすぐに医療機関を受診してください。


何もなければ、それはそれで良いのです。

ちょっと疲れが溜まっているかなぁなどと見逃す事が一番怖い事です。

恐れるべき事はちゃんと恐れて

より良い毎日を過ごしましょう!


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